さいたま市大宮区の「堀の内整形外科内科クリニック」院長の荒木です。
夏休みに入り、公園や海、お祭りなど、お子様との外出が増える季節ですね。
手を繋いで楽しく歩いていたはずなのに、ふとした瞬間に子供が突然泣き出し、腕をだらりと下げて動かそうとしない……そんな経験はございませんか?
実はこれ、「肘内障(ちゅうないしょう)」と呼ばれる、小さなお子様に特有の怪我かもしれません。
今回は、夏休みに特に多いこの怪我の原因と、正しい対応について詳しく解説します。
1. 肘内障とは?なぜ起きるのか?
肘内障とは、肘の関節にある「輪状靭帯(りんじょうじんたい)」というバンド状の組織から、橈骨頭(とうこつとう)という腕の骨の頭が、ポロリと外れてしまう状態です。
小さなお子様は骨格が未発達で、靭帯が非常に柔らかく、この橈骨頭が骨の溝から抜けやすい構造をしています。
そのため、大人が子供の手を強く引っ張るだけで、簡単に脱臼してしまうのです。特に2歳から5歳くらいまでのお子様に非常に多く見られます。
2. こんなサインがあったら要注意!
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手を繋いでいた瞬間に泣き出した
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腕を下げたまま、動かそうとしない
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「痛い!」と言っているが、どこが痛いか指させない
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触られるのを極端に嫌がる
もしお子様にこのような症状が見られたら、無理に動かしたり、冷やしたりしようとせず、速やかに整形外科を受診してください。
自己判断で腕を動かそうとすると、靭帯を挟み込んだり、損傷を広げたりするリスクがあります。
3. 当院の整復治療:泣いていた子が笑顔になる瞬間
当院では、専門医が適切な徒手整復(手による治療)を行います。
肘内障の整復は、慣れた医師が行えば数秒で完了します。
コツを掴んだ医師が優しく肘を動かすと「コキッ」という小さな音がして、その瞬間に痛みが消えます。
不思議なことに、あれほど泣き叫んでいたお子様が、整復された瞬間に泣き止み、普通に腕を使い始めることがほとんどです。
これは脱臼が戻り、神経や組織の圧迫が解消されたためです。
4. 予防のためにできること
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手を引っ張らない: 子供を急がせるときに手を強く引っ張るのが最大の原因です。
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手首ではなく手をつなぐ: 腕を引っ張るのではなく、手を握るように意識してください。
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持ち上げるとき: 腕を持って持ち上げるのではなく、脇の下に手を入れて持ち上げるようにしましょう。
夏休みは、予期せぬ怪我もつきものです。もしもの時は、迷わず当院へお越しください。小児の怪我に慣れたスタッフが、迅速に対応いたします。
当院では、待ち時間を減らし、急な怪我や交通事故の際にもスムーズに診療を受けていただけるよう「デジスマ」予約システムを導入しております。
■ デジスマ優先予約のポイント
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時間帯優先予約: デジスマアプリを通じて、優先的に受診いただける時間帯を予約可能です。
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対象: 「当院を初めて受診される完全新規の方」が対象です。※再診の患者様は予約なしで直接ご来院ください。
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予約なしでも診察可能: 予約枠が埋まっている場合や急を要する場合も、直接ご来院いただければ診察いたします。
交通事故などで一刻を争う場合や、まずは相談したいという方は、ぜひ以下の予約URLをご活用ください。
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※初診の際は、余裕を持ってご予約いただけますと幸いです。

