さいたま市大宮区で交通事故治療特化の
「堀の内整形外科内科クリニック」です。
本日は12月22日。
まもなくクリスマスを迎え、いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。ご家族やご友人との楽しい集まりが増える一方で、この時期は交通事故に対する警戒レベルを最高に引き上げる必要があります。
警察庁などの統計データは、毎年12月が交通事故の発生件数、特に死亡事故の件数が年間で最も多いことを示しています。
さらに、近年は飲酒運転による死亡事故件数が再び増加傾向にあるという、非常に憂慮すべきデータも出ています。
当院は、不幸にもこの時期に交通事故の被害に遭われた方々の治療とリハビリテーションを数多く担当しています。
そこで今回は、12月後半から年末年始にかけて特に注意すべき交通事故の傾向と、命を守るための具体的な対策について、緊急メッセージとしてお伝えします。
1. 年末に高まる3つの危険
🔦 危険①:冬至と薄暮の魔の時間帯(PM4時〜PM7時)
本日12月22日は冬至です。冬至は一年で最も日照時間が短い日であり、「薄暮時間帯」が早く訪れます。
- 薄暮時間帯(特に午後4時〜午後7時)は、ドライバーにとっても歩行者にとっても視界が悪くなる「魔の時間帯」と呼ばれ、年間を通じて交通事故が最も集中して発生します。
- この時期は、ドライバーは歩行者や自転車の発見が遅れ、歩行者は車の接近に気づくのが遅れるという、二重のリスクを抱えます。
この時間帯は、運転者も歩行者も、「もう暗い」という意識を強く持ち、慎重に行動しなければなりません。
🍻 危険②:飲酒運転の増加傾向と高い致死率
年末年始の最大の危険因子の一つが飲酒運転です。
長年の取り締まりや啓発活動にもかかわらず、最新のデータでは飲酒運転に起因する死亡事故件数が前年比で増加に転じているという深刻な傾向が報告されています。
飲酒運転は、通常の交通事故と比較して致死率が約7倍以上と極めて高く、一度事故が起きれば重大な結果を招く可能性が飛躍的に高まります。
- 「自分は大丈夫」という過信が、取り返しのつかない交通事故を引き起こします。
- 飲酒の機会が増える年末年始こそ、「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」「飲酒運転は絶対にさせない」という原則を徹底してください。
🏃 危険③:師走の焦りと不慣れな運転
年末は、仕事納めや大掃除、帰省、お歳暮の手配など、普段よりも移動量が増え、ドライバーは無意識に「急ぎの心理」に陥りがちです。
- ドライバーの焦り: 車間距離不保持、無理な割り込み、信号無視など、普段はしない危険な運転につながり、追突事故や玉突き交通事故のリスクが増大します。
- 不慣れな運転: 帰省や旅行で普段運転しない長距離を走ったり、積雪や路面凍結など不慣れな悪条件下で運転したりする機会が増え、交通事故のリスクが高まります。
2. 交通事故から身を守るための対策
当院では、皆さまが健康で新しい年を迎えるために、以下の交通事故防止策の徹底をお願いいたします。
🚗 ドライバー向け対策
- 「早めのライトオン」徹底: 午後4時を目安にヘッドライトを点灯しましょう。自分の視界確保だけでなく、他の交通参加者に自分の車の存在を知らせる「被視認性」を高めることが、薄暮時の交通事故防止に最も重要です。
- 余裕を持った行動: スケジュールに余裕を持たせ、「焦りの心理」を排除しましょう。車間距離は普段よりも長めに取り、急ブレーキを避ける運転を心がけてください。
- 飲酒運転根絶の徹底: 飲酒の予定がある日は、必ずハンドルキーパーを決めるか、代行運転や公共交通機関を利用してください。これは、自分と他者の命を守るための最低限の責任です。
🚶 歩行者・自転車利用者向け対策
- 反射材の着用: 夜間や薄暮時に外出する際は、明るい色の服装を選び、カバンや衣類に反射材を装着してください。ドライバーからの視認性を劇的に向上させ、交通事故の被害から身を守ります。
- 横断時の徹底した確認: 信号のある横断歩道でも、右・左・右の三方向確認を徹底しましょう。「車は止まってくれるだろう」という安易な思い込みは、交通事故に直結します。
- 自転車のライト点灯義務: 自転車も、夜間は必ず前後ライトを点灯しましょう。
3. 年末年始に交通事故に遭った場合の「正しい初期対応」
万が一、年末年始に交通事故の被害に遭われてしまった場合、初期の対応がその後の治療と補償に大きく関わります。
📞 1. 警察と病院への連絡を最優先
交通事故の大小にかかわらず、以下の2点を最優先で行ってください。
- 警察へ連絡し、現場検証を依頼する。
- その場で症状がなくても、必ず医療機関(整形外科)を受診する。
「正月休み明けでいいか」と受診を遅らせると、むちうち症(頸椎捻挫)など、事故直後に症状が出にくい怪我の診断が遅れ、後に交通事故との因果関係を証明することが難しくなる可能性があります。
🏥 2. 当院での年末年始の交通事故治療
当院では、年末年始の休診期間を除き、交通事故による外傷(むちうち、腰椎捻挫、打撲など)の治療を受け付けております。(※当院の診療時間、休診日は事前にご確認ください。)

- 正確な診断: 診察、レントゲン検査等で痛みの原因を特定し、診断書を作成します。この診断書が、警察への提出を経て人身事故扱いとなり、自賠責保険による治療の根拠となります。
- 自賠責保険対応: 交通事故の被害者の方の場合、自賠責保険が適用され、原則として患者さまの窓口負担なしで治療を受けていただくことが可能です。
- 専門的な治療: 痛みのコントロール(投薬、注射など)から、再発予防を目的とした理学療法士による専門的なリハビリテーションまで、患者さまの症状と競技レベルに合わせた治療計画をご提案します。
年末年始の慌ただしさで、ご自身の体の異変を見逃さないでください。もし少しでも体調に不安を感じた場合は、お早めに当院にご相談ください。
年末年始を控えたこの時期、交通事故の危険性はピークを迎えます。一人ひとりが「自分が事故を防ぐ」という強い責任感を持ち、安全運転・安全行動を徹底することで、全ての人が健やかに新しい年を迎えられることを願っております。
堀の内整形外科内科クリニックは、皆さまの安心・安全な年末年始を心よりお祈り申し上げます。

